阪神の新助っ人クレイグ・ブラゼル内野手(29=米独立リーグ、セントポール・セインツ)が30日、第1子の出産立ち会いよりもシーズンを優先させる姿勢を見せた。ラニー夫人(29)は現在、妊娠4カ月で9月に米国で出産予定。一時帰国も予想されたが「妻は7月ぐらいまでに米国に帰る。でも僕は野球が第一。今は野球に集中するだけ」と決意表明した。

 メンチは1月下旬に来日した際、シャナ夫人が8月下旬に米国で初子となる双子を出産予定であることを明かし、一時帰国を願い出た。もちろん、家庭を大事にするメンチの訴えは十分に理解できるが、ブラゼルのみなぎるヤル気が虎党にはうれしい。この日は鳴尾浜で調整し、95スイングで12本の柵越え。起用が予想される一塁でもノックも受けた。

 戦闘態勢も整ってきた。バットは「7年ぐらい同じもの」を使い続ける。オリックス・フェルナンデスの相棒と似たタイプで34・5インチ、900グラム前後。グリップが細くヘッドが重い長距離打者用・長尺バットだ。昨季までは試合で白木、黒木の2種類を使い分けたが、今季は虎カラーの一部でもある黒色のバットだけを振り抜く予定だ。

 自身の登場曲も「1番好き」というカントリー歌手のハンク・ウィリアムス・Jrの「If

 Heaven

 Ain’t

 A

 lot

 Like

 Dixie」に決定。6・5オリックス戦の虎デビューに向け、着々と準備を進める。「早く合流してチームに貢献したい」。B砲が出番を待ちわびている。

 [2009年5月31日11時59分

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