<広島7-5日本ハム>◇21日◇マツダスタジアム

 交流戦のラストは、後味が悪かった。日本ハム梨田監督のタクトが当たり、外れた。守備のミスからの失点が致命傷になり、ベンチワーク、プレーがかみ合わない黒星フィニッシュになった。1つ勝ち越して終えた24試合。「(勝率)5割というのは最低ライン。ギリギリというか、1つでも上積みできれば良かった」と後ろ髪を引かれ、広島を後にした。

 2点を先制したが3回に同点とされ、続く4回だった。1死から石原のフライを左翼スレッジ、中堅糸井が“お見合い”して安打にした。広島打線に突破口にされ3失点。6回には二岡、ボッツの連続代打適時打などで追いついたが、その裏の継投策が裏目に出た。今季初の中継ぎ起用の武田勝が、梵に決勝2ランを献上した。

 「チームの皆さんに申し訳ない」。武田勝は素直に頭を下げたが、昨季から先発左腕エースとして奮闘してきた。1、2年目に中継ぎ経験豊富とはいえ、ほぼ〝ぶっつけ本番〟では、結果を責めることはできなかった。「何とか気持ちを切り替えて、次からいきたいね」。梨田監督は不快指数満点の中で、リーグ戦再開へ必死に目を向けていた。【高山通史】

 [2009年6月22日9時23分

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