26日からの首位攻防戦を前に巨人原辰徳監督(50)が25日、「先手を取りたい。主導権を握りたい」と先手必勝の重要性を力説した。チームはこの日東京ドームで約3時間の練習。実戦を想定したシート打撃で集中を高めた。ヤクルトとはチーム打率も防御率もほぼ互角。原監督はヤクルトの実力を警戒した上で、力説した。
原監督
非常に(巨人と)よく似たチーム。先発、中継ぎ、クローザーがしっかり確立している。先手を取り、主導権を握りたい。
指揮官が掲げる「先手必勝論」には2つの意味がある。相手エースの館山を打ち崩し、松岡、五十嵐、林の強力中継ぎ陣を投入させない展開に持ち込む。3連戦の初戦をガッチリ取ることで、7連勝中のヤクルトの勢いをも止める。26日の初戦、序盤の攻防が最も重要になる。
この日のシート打撃では、左右硬軟、バラエティーに富んだ投手を登板させ実戦感覚を高めた。「いい緊張感がある。この緊張を持って明日(26日)に臨める」と手ごたえを得た。先発には安定感NO・1のゴンザレスを投入。シートに登板した左腕金刃が1軍に昇格する。練習中のベンチ裏では館山の映像を流し、視覚からイメージを刷り込ませた。ベストの状態で相手を迎える。
原監督の目線ははるか先にある。「1戦1戦で考えなければ、足もとをすくわれてしまう。我々にはもっと大事なものがある」。リーグ3連覇に日本一。大目標への最初の関門は、電光石火の先制攻撃で一気に越えてみせる。【宮下敬至】
[2009年6月26日8時6分
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