<ソフトバンク4-5オリックス>◇29日◇福岡ヤフードーム

 オリックスが逆転勝ちで3連勝を飾り、5月11日以来に最下位を脱出した。5回に一挙5点を挙げ、0-3から豪快にスコアをひっくり返した。

 5回の攻撃中、三塁側ベンチは違う意味でも盛り上がっていた。アレックス・カブレラ内野手(37)が打った右翼への逆転2点二塁打は「ダイレクトで当たれば100万円」の賞金がかかった福岡銀行の広告付近に当たった。「100万円や!」。だが、この日の判定はグレー…。少々のモヤモヤ感は残ったが、それも忘れさせる鮮やかな逆転劇だった。

 坂口の左翼線二塁打で1点。フェルナンデスが遊撃内野安打でもう1点。続くカブレラが「問題の打球」を右越えに放ち、逆転すると、北川がトドメの犠飛を打ち上げた。大石監督は「つながりましたね。(誰かが)打ち出したら連鎖する。投手がある程度抑えてくれているからチャンスも出てくる」と久しぶりに集中打を見せた野手陣にホッとした様子だ。

 最下位脱出に加え、これで100万円がついてくれば言うことなし。両軍関係者とも「ビデオで見る限り、当たっていない」という見解を示しているが、30日にソフトバンクの興行部と福岡銀行関係者がビデオを見て正式に判定する予定になっている。上り調子のチームと同様、こちらの結果もお楽しみだ。

 7月は11勝8敗1分けと4月以来の月間勝ち越し決定。5月13日に単独最下位に落ちて以降、6月の4勝14敗など泥沼状態だったが、投打の戦力が整備され再生を果たした。これで100万円もください…というのはちょっと欲張り?

 [2009年7月30日11時12分

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