<ソフトバンク2-1楽天>◇13日◇ヤフードーム
楽天野村克也監督(74)がCSへ向けて、打者陣に創意工夫を求めた。この日、ソフトバンクの杉内の前に3安打1得点。「いい投手ほど創意工夫がいるんだよ。来た球を打ってるだけじゃ、打てるわけがない。クライマックスがなんだと騒がれているが、工夫ができなきゃ勝てやしない」と、チームにさらなる成長が必要だと説いた。
重圧がかかる試合ほど、実力差が表に出る。それを補うのが工夫だと、野村監督は力説した。「(CSは)トーナメントと一緒。負けたら終わりの明日なき戦いなんだよ。今日の負けはしょうがない。選手がどう感じるか、それが一番大事なんだよ」。上位を争う各チームは、シーズン終盤となればエース級をスクランブル態勢で投入する。容易に取れない1点が勝敗の分かれ目にもなる。それだけに杉内の前に3回から8回までパーフェクトに抑えられたことが、ボヤキの対象にもなった。
サヨナラ負けで連勝が止まり、西武が勝ったためCSマジックは1日で消滅。それでも「よう2勝1敗で乗り切った。御の字でしょ」と焦りはない。激しいAクラス争いで若いチームが学ぶべきことは、息もつけぬ修羅場での戦い方だ。【小松正明】
[2009年9月14日9時26分
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