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落合監督笑み浮かべ「見くびるなよ」

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巨人優勝の瞬間にベンチ裏へ引き揚げる中日落合監督(撮影・小沢裕)
巨人優勝の瞬間にベンチ裏へ引き揚げる中日落合監督(撮影・小沢裕)

<巨人5-3中日>◇23日◇東京ドーム

 巨人の優勝を目前で見た中日落合博満監督(55)が、クライマックスシリーズ(CS)での雪辱を宣言した。ペナントレースはチーム力の差を見せつけられ完敗。巨人戦は屈辱の6連敗で今季最大の11ゲーム差に広げられた。それでも2位が決まり、CSから勝ち上がる日本一に照準を切り替えた。3位争いは阪神が連敗を2で止めて3位を死守した。ヤクルトは広島との4位対決を制し、0・5ゲーム差で追っている。

 V逸の直後、落合監督は巨人原監督の胴上げに見向きもせず、ベンチ裏で15分に及ぶ全体ミーティングを行った。報道陣には笑みを浮かべながら「最初に取るもの(優勝)を取れなかった? そう。取れなかった。ただ、それだけ。これから本当の勝負が始まる。この(チーム)状態が3週間続くと思うか? 見くびるなよ」と言い切った。

 屈辱のV逸だ。ペナントレースの意義を損なうとして、CSには導入当初から反対してきた。逆転優勝に自信を見せ、一時は1ゲーム差に迫ったが8月25日からの直接対決に3連敗し、ずるずる後退していった。インフルエンザの影響もあった。8月に2軍選手、スタッフ8人が感染し、1、2軍の往来が凍結された。チーム整備ができない中で落合監督は勝ちを求めつつ、CSに向け布石を打つ決断をした。8年目の捕手前田を先発で起用したり、ネルソンを初先発させもした。「CSは今でも大反対だ」。それでも批判覚悟であらゆることを試し始めた。この日は1番井端、2番荒木の打順を入れ替え、かつてのGキラー山井を先発させた。

 「選手が準備するんじゃなくて、こっちが準備するんだ。シーズン残り9戦は考えてません」。落合監督は、屈辱を受け止め、日本一だけを見すえていた。【村野 森】

 [2009年9月24日8時27分 紙面から]


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