早くも熱血宣言だ。阪神の1軍打撃コーチに就任した片岡篤史氏(40)が16日、兵庫県西宮市の球団事務所で会見し、鳥谷敬内野手(28)に“クリーンアップ徹底教育”を行う考えを明かした。
「同じ左(打者)だし、僕も(打順は)3番が多かった。鳥谷も6番と3番で打点の重さの違いが分かったと思う。(来季は)真の3番になってもらわないと困る。打撃だけでなく、行動でもチームを引っ張ってもらわないと」。3年ぶりに阪神に復帰した新任コーチは、語り出すと止まらなかった。
阪神は5年ぶりBクラスに終わった。その一因が鳥谷の不振だった。だが前半はどん底を極めたが、後半戦に入ると巻き返し、最終的には3割へあと1歩の打率2割8分8厘。本塁打は自己最多20本をマークした。「苦しんで、あれでまた、1ランク上がったような気がする」という。
3割の壁についても口にした。「打ち損じをヒットにしないといけない。走者一塁で強引に一、二塁間を破るとか(意外性も含めた)怖さもほしい」。決意の表れか、会見後の写真撮影で、笑顔を要求するカメラマンに「笑ってる場合じゃないでしょ」。目は笑っていなかった。17日に甲子園球場で始まる全体練習にも顔を出す予定だ。【村上久美子】
[2009年10月17日11時35分
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