リーグ2冠(最多奪三振、最優秀投手)のソフトバンク杉内俊哉投手(28)が、ホークス最高年俸投手になることが19日、分かった。球団は15勝を挙げ、チームを2年ぶりAクラスに引き上げた活躍を評価。投手の単年の年俸では、06年から3年間に斉藤が保持した2億5000万円の「球団記録」を上回ることが確実となった。今オフの交渉では3億円ラインでの攻防となりそうだ。

 15勝5敗(勝率7割5分)で204三振を奪ったサウスポーに「ホークス最高年俸投手」の称号が加わる。球団幹部は「斉藤の年俸を抜く?

 そうなるだろう」と話し、投手ではホークス史上最高額だった06~08年の斉藤の年俸2億5000万円を上回ることを明言。細かい査定や選手年俸についての会議は、今後行われるため最終決定していない。しかし今季、杉内が2億3000万円だったことを考慮しても“斉藤超え”は確実な状況だ。

 杉内はプロ8年目の今季、投手部門2冠を達成し、チームの2年ぶりAクラス入りに貢献した。和田や新垣らを欠いた先発陣の柱として、登板した全試26試合で責任投球回数(5回)をクリアするなど奮闘。7月中旬に背筋痛で1度先発を飛ばしたが、登録抹消は経験せず、フル回転した。5月から7月にかけては7連勝を記録し、交流戦MVP(6試合3勝0敗)も獲得。今オフの銭闘については、本人も「期待している。そこ(年俸)でしか評価されないから」と話している。

 攻防は大台3億円がラインとなりそうだ。球団はチームが3位で6年連続V逸している現状を踏まえての条件を提示すると見られる。今季年俸から7000万円の大幅アップとなるか。昨オフはシーズン10勝に終わった。それでも球団内評価では投球内容を考慮され、15勝相当の査定を勝ち取り、4000万円アップとなった。

 杉内はこの日、福岡ヤフードームを訪れ、愛息と野球を楽しむなど家族サービス。29日からは秋季練習、11月3日以降は宮崎秋季キャンプも参加する予定で、つかの間のオフを満喫した。通算勝利は79勝で斉藤と並びチームトップ。名実ともに「球団最高投手」となる。(金額は推定)

 [2009年10月20日10時54分

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