<フェニックスリーグ:日本ハム4-6阪神>◇20日◇ひむかスタジアム

 虎の「おかわり君」は走れまっせ!

 阪神野原祐也外野手(24)が20日、宮崎で開催中のフェニックスリーグ・日本ハム戦(ひむかスタジアム)で3盗塁を成功させた。すべて打席の初球で走り、打者に負担をかけなかった。

 「(走塁を)課題としているので、もっと精度を上げないと。次もチャンスがあれば決めたい」。

 177センチ、83キロの大食漢がスピードアップに燃えている。この日は3番右翼で先発。初回は2死から四球を選び、4番森田の打席で二盗成功。続いて5番清水の打席で三盗を決めた。6回には先頭で中前打を放ち、すかさず二盗。持ち前の打力以上に足で魅せた。

 今季は育成選手から支配下登録を勝ち取り、1軍15試合に出場したが、初盗塁は決められなかった。2軍79試合でも4盗塁。50メートル走で6秒を切る俊足の持ち主にもかかわらず、宝の持ち腐れとなっていた。そこで今リーグは走塁を意識し、出場8試合で6盗塁。うち5盗塁は打席の初球で決め、積極果敢な姿勢も光る。

 平田2軍監督も目を細めた。「思いきりが出てきた。これからは守りやスチールもより一層求められる。それをクリアしたら1軍に定着できる。(良い)足はあるんだから」。走攻守で技を磨き、虎戦士としてスキをなくす。【佐井陽介】

 [2009年10月21日11時12分

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