オビちゃんはオフも無休で武者修行する。巨人ウィルフィン・オビスポ投手(25)が9日、母国ドミニカ共和国のウインターリーグ参加を希望した。07年オフにも在籍した「エストレージャス」からオファーが届いた。参戦には球団の許可が必要だが、オビスポは前向きに考えている。メジャーリーガーも在籍する同リーグで来季の礎を築く。
来季にかける意気込みの表れだった。オフの予定を聞かれたオビスポは、いつものいたずらっぽい笑みを引っ込めた。「ドミニカのウインターリーグに参加しようかと考えている。エストレージャスからオファーをもらったんだ」と明かした。ドミニカ共和国のウインターリーグは、メジャーリーガーらも多数在籍。レベルの高い同リーグで実戦経験を積み、レベルアップを目指す。
武者修行のための里帰りだ。14日の日韓クラブチャンピオンシップ(長崎)に出場後、帰国する予定。それを受け、同リーグの「エストレージャス」から参加要請を受けた。同チームは07年のオフに所属し、現在は中日長峰らが所属する。シーズン中盤で先発に抜てきされた今季は6勝をマーク。クライマックスシリーズ第2ステージ、日本シリーズでともに育成出身選手として初勝利を挙げたカリブの怪腕の活躍は、遠く海を渡った母国まで伝わっていたようだ。
「実戦で試合の感覚を維持しながら、コンディションを整えたい」と参戦の目的も明確だ。日本の寒さも原因の1つだが、2月のキャンプではスロー調整。開幕ローテーション入りを狙うには、開幕から状態を維持することが必要となる。夏場に向け調子を上げるタイプなどといっていられないだけに、実戦を経ながら調整を続けられる同リーグは格好の舞台だ。現在、チームメートの栂野も参加中。玉木育成投手コーチも現地に滞在中だ。球団の許可が下りれば、オビちゃんの武者修行が始まる。
[2009年11月10日7時42分
紙面から]ソーシャルブックマーク




