ロッテから横浜にトレードで移籍した清水直行投手(33)が12日、横浜市内の球団で入団会見を行った。2年契約で年俸2億8000万円(金額推定)。2年連続でリーグワースト防御率に終わった横浜は先発の柱として、大きな期待をかける。会見前に加地球団社長と会談した清水もその点を強く感じ、「必要とされる場所にいられるのはうれしい。期待はプロである以上は必ず受けるもの」と話した。

 エース三浦大輔投手とともに投手陣を引っ張る役割を求められる。加地球団社長も「両輪として頑張ってもらいたい」という。2歳年上の三浦とはアテネ五輪日本代表でともに戦った間柄で、9日の入団発表後にも電話で「頑張ろう」と激励されたという。清水も立場を自覚し、「年間(投球回数を)一番多く投げたい。番長よりも2歳若いので(多く)投げないと申し訳ない」と目標を掲げた。14日に沖縄入りし、宜野湾キャンプで選手、関係者へあいさつを行う。

 [2009年11月13日10時0分

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