巨人松本哲也外野手(25)が4日、ソフトバンク摂津正投手(27)とともに都内ホテルで「ゴールデン・ルーキー賞」(協賛佐川急便)の表彰式に出席。山梨から両親も駆けつけ、さらなる親孝行を誓った。

 壇上の松本は、ちょっぴり恥ずかしそうだった。父全司(まさし)さん(56)が、あいさつで松本の少年時代の一幕を明かしたからだ。「甘えん坊で中3まで母親の布団に潜り込んでました」。会場は温かい笑いに包まれた。松本は「恥ずかしい。半分ウソがあるかも。小学校の高学年までですよ」と赤くなったが、親を思う気持ちは強い。育成から成長し、日本一に大きく貢献。1日には2400万円増の来季年俸3000万円で更改。この日の両親のスーツや服は、松本がプレゼントしたもの。「これからも両親に喜んでもらうようがんばらないと」と、うれしそうだった。

 [2009年12月5日8時51分

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