ソフトバンクの個人トレーナー入場規制騒動がさらに波紋を広げた。新選手会長の川崎宗則内野手(28)は5日、選手が個人契約するトレーナーは球団施設内で活動できないという今オフからの新方針に対して、シーズンオフだけ制限解除するなどルールづくりを求める私見を示した。選手会トップとして球団側との協議はまだとした上で「個人的には今までやってきたことだし、つけた方が楽。オフだけでも(入場が)大丈夫にならないかと。どういうやり方がいいか球団と話し合いたい」と、規制緩和を望んだ。
シーズン中に球団側と選手会とで合意した事項であるが、いざ“施行”となり、自主トレに支障をきたす主力から不満の声が上がっている。前日4日に前選手会長の斉藤が「負けてるのに改善を求めても筋が違う。今は環境がすごくいいけど、結局そこで勝っていない。甘えになっている」と指摘したが、選手ごとに意見は分かれている。
リハビリ中の松中は「自分が個人トレーナーをつけてタイトルを取り始めたのでその(騒動の)責任は感じる。ただ実績ある選手とない選手で区別していいのでは。何もかも平等というのはプロとして違う」と主張。ここ3年連続で2ケタ勝利を挙げる杉内も個人トレーナーと契約する。副会長の立場から「ダメにするなら最初から(入場許可を)やらなければいい」と話し、「単にダメという結論では納得できない。過程が分からない」と続けた。各方面から意見が出ており、騒動収束の気配はまだ見えない。
[2009年12月6日11時20分
紙面から]ソーシャルブックマーク




