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故郷出雲市に「和田毅スタジアム」計画

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 ソフトバンク和田毅投手(28)の地元島根・出雲市で「和田毅スタジアム」を誕生させるプランがあることが28日、分かった。同市の青少年スポーツ振興のために毎年300万円を寄付している功績をたたえ、出雲ドームに隣接する少年野球場に和田の名前を冠する計画。個人名をつけた球場は日本全国に数えるほどで、王会長ら過去の偉人と肩を並べる偉業になる。

 日本屈指の左腕が名実ともに故郷の「顔」になる。島根・出雲市の出雲ドームに隣接する少年野球場に和田の名前を冠する計画が明らかになった。同球場は全国的にも数少ない少年野球専用の施設で「和田毅杯」の会場としても使用されている。地元関係者によると、新たにスコアボードなどの設備を整えた上で「和田毅スタジアム」などと命名する案が浮上しているという。将来的には銅像を置く構想まである。

 地元の英雄にふさわしいプランだ。和田は通算74勝の実績だけでなく、出雲市の青少年スポーツ振興のために毎年300万円を寄付。みずからの発案で始めた「和田毅杯」も今年で5回目を迎え、前日27日の同大会表彰式前には少年野球場付近で記念植樹が行われた。同市の長岡市長も「和田選手の少年少女への思いがあってこそ。毎年300万円もの寄付をいただいて感謝している」と貢献度を高く評価しており、実現の可能性は十分だ。

 「世界の王」や「鉄腕稲尾」に肩を並べる快挙になる。今年は山崎武司球場(宮城・栗原市)が注目を集めたが、個人名を冠した球場は日本全国に数えるほどしかない。代表例は“元祖”のスタルヒン球場(北海道・旭川市)や稲尾記念球場(大分・別府市)、川上哲治記念球場(熊本・人吉市)。ソフトバンク王会長も母校早実高に王貞治記念グラウンドがあるほか、少年時代にプレーした隅田公園少年野球場(東京・墨田区)が通称「王貞治球場」と呼ばれている。

 和田はこの日、出雲市の実家から福岡へと戻った。前日に地元の子供たちとふれ合い「僕も感動した」と元気をもらった。今季は自己ワースト4勝。来季に向けては「(背番号と同じ)21勝、200投球回、200奪三振」の3大目標を掲げている。81年の巨人江川以来29年ぶりの快挙達成で、故郷の期待に応えてみせる。

 [2009年12月29日14時25分 紙面から]


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