ロッテの新外国人、金泰均(キム・テギュン)内野手(27)が、早大・斎藤佑樹投手にラブコールを送った。千葉マリンで自主トレを行った15日、14日のスカウト会議で瀬戸山社長が今秋ドラフトでの1位指名を正式表明したことを報道陣から伝え聞くと「ロッテに入るんですか?」と興味津々乗り出した。

 韓国を代表する主砲だけに、06年甲子園での早実対駒大苫小牧の熱戦は知るよしもなく「早大・斎藤?

 知らない」と、佑ちゃん情報は一切ない様子。それでも、決勝でマー君率いる駒大苫小牧を破って優勝したと聞くと「楽天の田中に勝った?

 田中は知っている。ナイスピッチャーだ」と、何度もうなずいた。さらに「一緒にできるといいですね」と、斎藤をドラフトで引き当てることを願った。見たことはなくてもマー君を尺度に実力を把握。タッグ結成の熱望だった。

 [2010年1月16日8時37分

 紙面から]ソーシャルブックマーク