オレが助っ人勢のアニキや!

 阪神在籍2年目を迎えるクレイグ・ブラゼル内野手(29)が、他の新外国人選手のけん引役を「襲名」した。29日、マートンとともに室内練習場で軽めの練習を行った男は、今季から同僚となったフォッサム、メッセンジャー、マートンに対して「いろいろと分からないことがあると思う。言葉にしてもそう。何か彼らの役に立てればと思うし、そうなることがチームのためでもある」と気を配った。

 自身は08年から日本球界(1年目は西武)でプレー。今季で来日3年目を迎えるが、来日当初は「(練習の)やり方から何から、とにかく1年目は何も分からなかった」と苦しんだことを吐露。後輩助っ人に同じ苦しみを味わわせないように、率先してリーダー役を務める覚悟を示していた。

 [2010年1月30日11時45分

 紙面から]ソーシャルブックマーク