日本プロ野球組織の加藤良三コミッショナー(68)が9日、沖縄県内での球宴開催などを今後、検討していく意向があることを明かした。この日、阪神の宜野座、日本ハムの名護でのキャンプを視察。沖縄県内でキャンプを張る球団の視察を終えた。最終になった名護市営球場で「ナショナルチームやオールスター、クラブチャンピオンシップなど、そういうことを沖縄で考えていきたい」との構想を披露した。3月には、沖縄で初めて照明灯が完備される那覇市営奥武山(おうのやま)野球場の改修が完了する。「ビジネスの部分もある」と慎重な姿勢を見せながらも「(沖縄県民の)ご期待に沿いたい」と、将来のビッグゲーム実施へ意欲を見せていた。

 [2010年2月10日9時15分

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