オリックス岡田彰布監督(52)は9日、和製大砲として期待するT-岡田内野手(22)を紅白戦から4番で起用する方針を示した。宮古島キャンプ第3クール初日となる10日はその“開幕戦”。5年目のT-岡田の育成について「4番で?

 ずっと使っていくよ。外野の絶対数のこともあるし、レフトと併用しながらになるかもしれんな」と断言。期待を込めるからこそ、成績を度外視して固定する考えだ。5日に外野手の小瀬浩之さんが急死したこともあり、これまで打ち出していた一塁専任から外野兼務も命じた。

 4番で出場し続けなければ体感できない重圧がある。成長を促すオカダ流の英才教育だ。さらに、この日球団とのアドバイザー契約が発表された元メジャー本塁打王のフォスター氏がキャンプ中に臨時打撃コーチを務める可能性もある。左右と打席の違いこそあれ、4番育成に間するアドバイスも得られそうだ。

 [2010年2月10日11時45分

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