右ひざ手術からの復帰を目指すソフトバンク松中信彦外野手(36)の開幕戦出場に17日、黄信号がともった。ここまでB組(2軍)で完全別メニュー調整。秋山監督とこの日、面談した結果、A組(1軍)が福岡に戻る24日以降もB組とともに宮崎に残留することが決まった。秋山監督は3月10日までのオープン戦出場が可能であれば、同20日の日本ハムとの開幕戦(札幌ドーム)へGOサインを出すことを示唆している。だが「思ったより(状態が)上がってない。(右ひざを)治すことが先決だし」と話し、開幕戦に固執せず、完全復活を優先させるつもりだ。2日続けて練習でもランニングをしなかった松中は「(状態が)良ければやるし悪ければやらない。(ノックで)横の動きができるようになれば早いと思う」と前向きに話した。

 [2010年2月18日7時32分

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