<教育リーグ:西武10-11ヤクルト>◇17日◇西武第2

 右目眼窩(がんか)底骨折で調整中だった西武中村剛也内野手(26)が2安打2打点で、視察した首脳陣を安心させた。骨折後初の実戦となる教育リーグ・ヤクルト戦に「1番DH」で先発出場。3回の第2打席、増渕のシンカーをはじき返して左翼ポール際にソロ本塁打、4回の第3打席でも1死一、三塁から左前適時打を放った。4打席の予定だったが「内容が良かったから」と3打席でお役御免の交代。渡辺監督も「甘い球を見逃さずに結果を出してくれた」と主砲の復活を喜んだ。18日に1軍練習に合流し、開幕戦出場の可否を決める。

 [2010年3月18日9時36分

 紙面から]ソーシャルブックマーク