秋山ホークスがシーズン開幕へ「小技」を磨いた。17日の全体練習の最後に、チーム打撃を実施。野手全員が参加してバントやバスターなどの練習に時間を割いた。

 秋山幸二監督(47)は「もう明日は(札幌入りするため)やれないからね。開幕前最後だからしっかり確認しておこうということ」と説明。緻密(ちみつ)な攻撃を実行するための最終確認を行った。

 練習は1人1球ずつで交代して「一発で決める」という意識も徹底された。各選手が「無死一、二塁でバントいきます」と自己申告で場面を設定。小久保や多村ら主軸もバント練習などに取り組んだ。

 川崎は「最初の1試合(開幕戦)も大切だけど、シーズンすべてを見据えての練習。細かい攻撃が大事になってくる」と再確認。大技と小技を組み合わせ、頂点への道を切り開く。

 [2010年3月18日11時46分

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