中日の交流戦の“開幕”は、シーズンの開幕同様、吉見一起投手(25)が務めることになりそうだ。12日ソフトバンク戦初戦に中7日での登板が濃厚。交流戦は通算6勝1敗と相性もいいが「交流戦だからといって、これまでとやることは変わらない。先頭打者を抑え、無駄な失点をしないようにしたい」と、気を引き締めた。

 また2戦目には前回、今季初勝利を挙げた中田賢一投手(28)が登板するもよう。交流戦では通算3勝6敗と負け越しているが「1戦1戦大事に投げて、悪いイメージをふっしょくしたい」と、前向きに話した。

 6年目を迎えるプロ野球の交流戦は、12日にセ・リーグの本拠地で行われるナイター5試合で開幕。各チーム24試合の計144試合が行われ、優勝チームには5000万円、最優秀選手には200万円の賞金が贈られる。

 [2010年5月11日10時35分

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