<日本ハム10-3ロッテ>◇27日◇札幌ドーム
勤勉で、律義男は、マウンドでも約束を守った。日本ハムのボビー・ケッペル投手(28)が自身9連勝で、リーグトップタイの10勝目を挙げた。来日1年目の外国人投手としては球団初の2ケタ勝利。3月の開幕直前の監督室が脳裏に浮かぶ。「梨田監督に『10勝はしてもらうよ』と言われていたんです。早い段階で達成できてよかった。次?
次は11勝目を狙います」と、満足そうな笑みを浮かべた。
相手打者の裏をかき、翻弄(ほんろう)した。ボールが動くことでバットの芯を外すツーシームで凡打の山を築いてきた今季だが、この日は違った。「今日はフォーシームを多めに投げました。空振りが取れたのが大きかった」。立ち上がりにツーシームの制球に苦しんだことで、配球を変えた。
2回2死一、三塁のピンチで西岡を空振り三振に仕留めるなど、いつもとは違う攻めに相手は困惑した。8奪三振は来日最多。米国時代にフォーシームを投じたことはない。「適応というか、こっち(日本)では有効だと思った」と言うように、日本の打者を研究し自らが進化していった。
私生活では刺し身も口にし、中旬には家族で札幌の夏の風物詩「よさこいソーラン祭り」も見に行くなど、こちらも適応している。チームは今季2度目の同一カード3連勝で、最大14あった借金は3。4位オリックスにも0・5ゲーム差に迫った。【本間翼】
[2010年6月28日8時13分
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