上位進出へ好調をキープする日本ハムが、珍指令で勢い加速を狙う。10泊11日の長期遠征に出る日本ハム梨田昌孝監督(56)は、14年ぶりのパ・リーグ公式戦となる29日の西武戦新潟開催を前に「新潟のおいしいお酒を飲みすぎないように」と日本酒自粛を促した。
冗談交じりだが、チームのことを思えばこそ…だ。翌30日には新潟から大宮に移動してのナイター。さらに7月1日は所沢でのゲームと、めまぐるしく場所が変わる。「1日1日球場が変わるからね。選手はきつい」と心配した。
ダルビッシュら西武3連戦で登板予定のない投手を、千葉・鎌ケ谷で居残り調整させることに決めたのも、厳しい日程を考慮してのもの。さらに西武戦以降も仙台での楽天戦、本拠地とはいえ遠征となる東京ドームでのソフトバンク戦と流浪の旅は続くだけに、体調管理が何より大切になる。
八海山、久保田、越乃寒梅と名酒ぞろいの新潟に、浦霞、一乃蔵、綿屋が有名な宮城を巡る遠征。日本酒好きにはたまらない道程だが、チームはリーグ戦再開後8勝1敗と絶好調で、飲み過ぎによってコンディションを崩しては、シーズンを左右するつまずきになりかねない。指揮官は「1つ1つを取っていくということしかできない。(西武戦は)地方球場だし、何があるかわからない。ミスにつけ込んでいければ」。お酒はほどほどにし、ライバルたちをごくりと飲み干す。【本間翼】
[2010年6月29日10時55分
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