右ひじ手術から復活を目指す巨人セス・グライシンガー投手(34)が、後半戦から先発ローテに復帰することが濃厚になった。3月に右ひじの手術を受けてからリハビリを続け、17日のイースタン・リーグ西武戦で実戦復帰した。「徐々に状態は良くなっている」と1軍復帰へ手応えを感じている。

 24日から1軍練習に合流。25日に80球をメドに、シート打撃に登板する予定だ。17日は3回を投げ57球で降板。今回は実戦に近い形で、スタミナ面のチェックを行う。現在先発ローテは内海、東野、ゴンザレス、藤井、オビスポの5人で1枚不足。シート打撃登板後、体調に問題がなければ、30日からの広島3連戦(マツダ)で先発することが予想される。

 [2010年7月23日9時10分

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