日本ハムがCSに進出した場合を想定し、大胆な先発ローテーションの変更をする。西武とのファーストステージ(S)第1戦のダルビッシュ有投手(24)は既定路線だが、2戦目とみられていた武田勝投手(32)を好相性のソフトバンクとのファイナルS第1戦に起用する。29日、札幌に戻った梨田昌孝監督(57)は「杉内とマサルになるんじゃないかな。勝てたら大きい」とローテ変更を示唆。今季ソフトバンクに7戦5勝、防御率1・07の左腕をぶつける。

 ファーストSではケッペル、ウルフ。ファイナルS2戦目以降は木田または糸数、八木らが候補で、第3戦からダルビッシュの投入が可能になる。ロッテ戦を自宅でテレビ観戦した梨田監督は「自分たちの力ではどうしようもないですし、結果は結果として受け止めるしかない。希望を持ってCSへの準備を始めたい」と淡々とコメントした。【高山通史】

 [2010年9月30日9時16分

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