住宅設備大手の住生活グループへの球団売却交渉が進んでいる横浜の若林貴世志オーナー(68)が3日、売却が成立した場合でも球団が横浜に残留することを熱望した。「横浜じゃないとだめでしょう。今までお世話になってきたし(球団の)加地社長も市民球団として頑張っていこうと努力をしている」。同時にベイスターズの呼称についても「うちが引き受けたときには『横浜』と『チーム名』はそのままということだった。僕も『横浜ベイスターズ』という名前には愛着を持っている」と、02年のTBSが買収した時と同じく、来季以降も継続的に使用されることを希望した。
今回の騒動の中では、身売りと同時にプロ野球の球団招致に積極的な新潟に移転するのではないかとの見方が広がっている。若林オーナーは、人口規模や都市としてのブランド力など、横浜に本拠地を置くメリットを認めた上で「それ(移転)はないでしょう。新潟は考えていないのでは…」と、否定的な考えを示した。
前日には、ユニホームスポンサーでもあり、地元の神奈川を中心に展開する家電量販店のノジマ(本社横浜市)が、新たに球団買収に名乗り出たことが判明した。若林オーナーは「私は知らされていない。週末に出たことではないのか」としながらも「新たな会社が出てくるということは、野球界にとってはいいことだと思う。地元企業が手を挙げてくれたのは、ありがたいことですね」と話した。
[2010年10月4日11時22分
紙面から]ソーシャルブックマーク



