<セCSファーストステージ:阪神6-7巨人>◇第2戦◇17日◇甲子園

 阪神城島健司捕手(34)は、移籍1年目の戦いに胸を張った。守護神藤川が打たれて、CSファーストステージ敗退が決定。終戦を迎えて「確かに連敗したし、ふがいないゲームだったかもしれないけど、阪神は2位。シーズン144試合を否定することはないと思います。僕は144試合を堂々と戦ってきた。(CSで)負けてもいいとは言わないが、それで144試合を否定されることはない」と口にした。

 最後まで投手に寄り添った。7回に平野の失策もあって久保田が3失点。8回からの藤川は直球が浮いて、フォークを軸にすえる苦しい投球でラミレスに2点適時打を浴びた。久保田と藤川の5失点で逆転負け。それでも城島は「久保田と藤川で勝ってきたゲームは数知れない。ずっと受けてきた捕手がこの1試合で彼らをどうこういうことはできない。うまくリードしてあげたかった。自分自身に腹が立つというか、捕手として情けない」と言った。

 5年ぶりの日本復帰で阪神を選択。4年契約の1年目に目標とした144試合出場を果たした。城島は「1年より2年、2年より3年。投手とのコミュニケーションはどんどん深まっていくもの」と口にしたことがある。勝利も敗北も投手と正面から向き合ったことが将来の栄冠につながる。

 「反省はあるけど、こういうゲームで後悔をしてはいけない。勝負のあやですよ」。短期決戦に絶対はない。ただベストを尽くした証しとして、潔く敗戦を受け入れた。【益田一弘】

 [2010年10月18日10時43分

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