阪神小嶋達也投手(25)に、中継ぎ転向プランが浮上した。山口投手コーチが左のセットアッパー候補に「まずは川崎、筒井、小嶋に何とかしてもらわないと」と名前を挙げた。

 右腕メッセンジャーと来季契約する方針を固め、コマ不足だった中継ぎ左腕の新外国人投手による補強を凍結。現有戦力の中から候補を探す。小嶋は先発枠を争っているが、左ひじを下げる新フォームで制球が安定。「左打者に嫌がられるように」と右足の踏み出しをクロス気味に変更し、左の懐をつく新球シュートの習得も目指している。

 今キャンプに参加する川崎、筒井、藤原に小嶋を加えた4人で、中継ぎ左腕のピースを埋める。

 [2010年11月8日12時14分

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