今季プロ野球の守備のベストナインに贈られる「三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が29日、都内のホテルで行われ、広島からは前田健太投手(22)、広瀬純外野手(31)、梵英心内野手(30)、赤松真人外野手(28)と最多の4人が受賞した。

 初受賞した広瀬は鉄壁の守備網を目標に掲げた。「カープの外野守備は簡単に回らせないイメージを持たせないといけない。(赤松と)2人でとれてチームにとって、個人的にもうれしいし自信になる」。リーグトップの補殺数10個は同僚の赤松と並ぶなど、強肩ぶりは来季も他球団の脅威になる。プロ初タイトルだが「僕の中で守備は譲れない。続けてとりたい」と来季以降の受賞に意欲的だ。

 [2010年11月30日11時14分

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