最優秀新人賞を受賞した選手に贈られる「2010ゴールデン・ルーキー賞」(協賛佐川急便)の表彰式が6日、都内のホテルで開かれた。パ・リーグは日本ハム榊原諒投手(25)、セ・リーグは巨人長野久義外野手(26)が受賞した。両選手には彫刻家・佐藤忠良氏が制作したブロンズ作品「萌える」が贈られた。

 榊原は入団2年目で10勝1敗16ホールドポイントを挙げタイトルを獲得した。12日に挙式を控え、イベントやトークショーも相次いでおり「(秋季)キャンプが終わってから、4日しか練習できていません」とうれしい悲鳴。年末にはヨーロッパへ新婚旅行に出掛ける予定で「その後はしっかり練習したいです。競争は激しいと思うので、チームの勝利を最優先に貢献できるように頑張ります」と話した。

 長野はこの日が誕生日で「このような素晴らしい賞を受賞することができて、大変うれしく思います。今年はチームが優勝できなかったので、来年はチームの優勝に貢献できるように頑張りたいと思います」と、さらなる飛躍を誓った。

 [2010年12月7日11時22分

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