日本ハム中田翔内野手(21)が、ドラフト1位早大・斎藤との対決を熱望した。7日、札幌市内でのファンクラブイベントに参加。佑ちゃんとの紅白戦での対決について「大学であれだけ活躍していますし、打席で勉強になると思う。早く打席に立ちたいです」と心待ちにした。

 ファン150人を前に、リップサービスもあっただろうが、半分は本音だ。大阪桐蔭2年の06年夏。中田は1学年上の早実・斎藤に4打数無安打、3三振に抑え込まれた。斎藤のすごさは身をもって知っている。「打つ打てないじゃなく、自分がどう課題を持って打席に入るかだと思います」。超大物ルーキーとの対戦を自らのレベルアップにつなげるつもりだ。

 シーズン終了後も休むことなく練習を続け、体重は86キロをキープしている。「トレーニングばっかりです。休みの日も何かしら動かしていますね」。自分が入団した08年以上の盛り上がりが予想される来季キャンプへ向け、余念はない。

 [2010年12月8日11時16分

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