阪神城島健司捕手(34)が、3月から甲子園で主力投手のボールを捕球するプランが23日、明らかになった。22日に高知・安芸キャンプを打ち上げ、24日には大阪府内の病院で定期検査を受ける。ブルペン捕球にOKが出れば、まずは鳴尾浜で調整。その後は本拠地で小林宏らとコミュニケーションを深める。

 チームでは3月からオープン戦が本格化する。登板予定のない投手は甲子園で練習。チーム関係者は「居残りの投手は甲子園で調整する。その時に城島も甲子園に行けば、ブルペンでボールを受けることもできるだろう」と見通しを示した。

 城島は投手陣との交流について「なるべく時間を一緒に過ごして、不安なくゲームに入っていければいい」と発言。甲子園ならFA加入のコバヒロや昨季1軍登板がなかった岩田らのボールを受け、意見交換を行うこともできる。レギュラー捕手として、左膝のリハビリ以外でもしっかりと準備し、3・25開幕を目指す。

 [2011年2月24日11時19分

 紙面から]ソーシャルブックマーク