西武ドラフト1位大石達也投手(22=早大)が4日、長崎で急きょフォーム矯正を行った。2日の巨人戦に先発も、残ったのは自分のフォームに関する違和感。もがいている大石のもとに、渡辺久信監督(45)、小野投手コーチ、光山バッテリーコーチの3人が集結。小野投手コーチの指摘は左肩の入り方。左肩が三塁方向に入りすぎることで、右肩が一塁側にいきすぎているというもの。ブルペンで光山コーチが受け、新しいフォームを試した。

 約30球ほど軽めの投球をこなした大石は「左肩が一塁側を向いてるんじゃないかって思うくらいで真っすぐだった。軽くだったけど、この前の東京ドームより全然良かった」と目からうろこが落ちた様子。次回8日の教育リーグでの登板に向けて修正は完了。手ごたえを得たようだ。