内川、メモ魔になる!
ソフトバンク内川聖一内野手(28)が、史上2人目の両リーグ首位打者への秘策を明かした。開幕までにパ・リーグ全球団と対戦する異例の日程も生かし、プロ入り後初めて投手データなどをノートに記録する。
「資料ももちろん見るけど、実際に打席に立って感じることの方が大きい。スライダーという同じ1つの球種でも全然違う。気づいたことを書いていくのもいいと思う」。
「整理整頓が苦手なので」との理由で、プロ入りからこれまではノートなどにメモを取ることはなかった。だがFA移籍し、新天地で迎える1年目。首位打者経験者とはいえ、初めて1年を通し対戦するパ・リーグ投手陣の生きたデータを収集する考えだ。
「いい投手が多い。タイプもセ・リーグとは違う」。
ダルビッシュ、岩隈、涌井…。日本を代表する投手との対戦も増えるが、異例の日程をプラスに変える。開幕が延期となり、ここまでパ・リーグ3球団と練習試合で6試合対戦。2日からは西武、5日から日本ハムと対戦する予定で、開幕前にパ・リーグ全球団と対戦できることになる。
「相手にとってもいいだろうけど、それ以上に僕にとってはありがたい。シーズンでは1、2打席しか対戦しない投手もいると思う。ただ優勝争いをするチームなので、逆にそういう1打席が大事になると思う」。
終盤での大事な1打席にも備え、開幕前に対戦するパ・リーグ全投手のデータを貪欲に取るつもりだ。シーズン中もメモを継続していく考え。バットとペンを交互に持ち替えながら、江藤慎一(中日、ロッテ)以来史上2人目の両リーグ首位打者と、自身初の優勝を目指す。【倉成孝史】



