阪神城島健司捕手(34)が、2日からの横浜2連戦(横浜)で2試合続けてマスクを被る可能性が3月31日、浮上した。手術した左膝の状態を考慮し、当初は連戦テストを経ずに仕上げる予定だった。東日本大震災に心を痛め、被災地への支援活動も積極的なジョーが、自分のため、ファンのため、慈善試合で再びエンジンをかける。
戦う事がプロの使命だ。東日本大震災のチャリティーマッチとなる2日の横浜戦(横浜)。城島が3月23日の広島との練習試合(マツダ)以来、定位置に戻ってくる。開幕延期が決まった3月24日に、「ペースダウン宣言」を行い、試合出場を控えていたが、再びエンジンをかける。
2日だけでなく、3日の同カードでもマスクをかぶる可能性が出てきた。昨年11月に左膝手術を受けてから、慎重にリハビリを続けてきた。ここまで2日連続して実戦で守備についたことはなく、3月29日に開幕していれば、最終段階で連戦テストを行わずにシーズンに臨むはずだった。
吉田コーチ
短いイニングなら、次の日の状態を見て、気温とかも寒くなかったら、出る可能性もある。とりあえず、明後日の横浜戦に出てから。チャリティーだしね。
2連戦出場計画は、チャリティーマッチが理由である可能性も高い。城島は、11日の東日本大震災発生後、いち早く行動した。16日に被災者支援へ1000万円の義援金を送る事を決め「微力というか、これでどうこう変わるとは思わないけど、小さなものが、大きなものに変わるといい。何もしないでおける状況ではない」と話した。プロ野球長崎県人会としても寄付。21日には自ら募金箱の前に立って、募金を呼びかけた。今回も、ひと肌脱ごうとしているとしても、不思議ではない。
プロ野球選手としても、使命を果たしている。手術後、初めてファンの前でマスクを被ったのは20日のオープン戦日本ハム戦(札幌ドーム)。当初、7イニング出場の予定が、トリプルKとの合体で急きょフルイニング出場した。
城島
打席数は問題ないけど、キャッチャーとしての動きを確認したい。1回仕上げたつもりだったけど、時間も出来たので再仕上げです。
フルイニング出場を果たし、完全復活に手応えを感じていたが、もう1度仕切り直し。残り2週間。ファンに夢を与えるプロ野球選手として、城島がペースを上げる。【鎌田真一郎】



