<ウエスタン・リーグ:中日3-4広島>◇10日◇由宇
広島のドラフト1位福井優也投手(23=早大)が、デビュー戦の予行演習を終えた。10日のウエスタン・リーグ中日戦(由宇)に先発。6回を投げ、4四球と課題も残したが、本塁打による1失点だけに抑え“プロ初勝利”も挙げた。
1週間後のマウンドが待ち遠しい。早大で同期の日本ハム斎藤と同じ17日、巨人戦(マツダ)での先発デビューが濃厚な福井は、プロ入り最速148キロのストレートが真ん中高めに入り、堂上剛に右翼席へ運ばれたが、許した安打は4本、三振も5個奪い、本番前のシミュレーションをほぼ完璧にこなした。
「前回(3日ヤクルト戦=5回5失点)よりも真っすぐが良かった。フォークも使えるかなと思いました。ただ、真っすぐが高めに行くと持って行かれるし、変化球を決めきれないのは修正したいです」
マツダスタジアムでのナイター練習前に、野村監督や山内投手コーチも視察に訪れていた。山内コーチは「ちょっと(ボールが)ばらつくところがあった。いい球はあるけど、1軍相手に見極められたときどうするか。登板までの時間で調整してもらう」と注文したが、指揮官は「十分やってくれると思う。新人らしく思い切りやってくれればいい。その結果が良ければなおいい」と熱く期待する。
福井は「手応えはまだまだ。投げて経験も積みたい。とにかく(登板すれば)チームが勝てる投球をしたい」。準備は整った。コイのドラ1右腕がデビューのときを待つ。【高垣誠】



