<日本ハム3-2ソフトバンク>◇7日◇札幌ドーム
ソフトバンクのホセ・オーティズ外野手(33)が、日本ハム戦の走塁中に左太ももを肉離れし、途中交代した。8日に出場選手登録を抹消されるが、長期離脱必至となった。右手首に死球を受けた小久保裕紀内野手(39)は、骨に異常はない見込みだが、8日の出場は微妙。右太もも裏痛の内川聖一外野手(28)の先発復帰の見通しも立っていない。故障者が続出する中、同率首位の座を滑り落ち、不安が広がった。
2位転落した1敗よりも重いショックが、ソフトバンクを包み込んだ。試合後、秋山監督がオーティズの長期離脱を認めた。「(アクシデントが)続くなあ。いかんな。(オーティズは)肉離れしているから」。オーティズは8日に出場選手登録を抹消され、福岡に戻る方向だ。
アクシデントは押せ押せムードの中で発生した。1点リードの2回。オーティズは左翼線への安打を放った。二塁打コースだったが、二塁ベース手前で突然失速。左太ももを肉離れしてタッチアウト、その裏の守備から退いた。病院には行かなかったが、試合後も左足を曲げられない状態。沈痛な面持ちで「二塁に向かう途中に太ももがピリッときた。やったばかりなので歩くのも厳しい」と語った。
長期離脱は避けられない。症状の程度は不明だが、歩行もままならない状況で練習再開のメドは見えてこない。少なくとも6月19日までのセ・パ交流戦出場は絶望的だ。
5月を迎えて主力選手の負傷が相次いでいる。左手親指を痛めている松中が1日に出場選手登録を抹消された。内川が4日楽天戦で右太もも裏を痛め、この日まで3試合連続先発メンバーから外れている。この日はオーティズだけでなく、主将小久保が右手首小指側に死球を受けて途中交代。オフに大型補強へ踏み切ったが、故障禍でベストメンバーが組めなければ、戦力ダウンは否めない。
秋山監督は「いる人間で頑張るしかない」と話した。思いもしない離脱ラッシュで、ホークスに正念場が訪れた。



