どこでもやります!

 阪神新井良太内野手(27)が16日、鳥谷の負傷で手薄になった遊撃に名乗りを上げた。

 「鳥谷さんがいなくなって上本が守ると(上本に)代打もあるかもしれない。やむを得ない場合もあるから、レフトしかりショートもファーストもいけるように準備しないといけない」。

 13日はウエスタン・リーグ広島戦(鳴尾浜)で左翼でも先発出場。出場機会を求め、ユーティリティーを目指す覚悟だ。「DH制なので出たら結果が出るようにしたい。先のことは考えられないので、その日その日できることをやるだけです」。

 この日は甲子園室内練習場で約40分間打撃練習をするなど、休日を返上して体を動かした。チームの勝利のため、いつでもどこでも出番を待つ。