阪神が、10月27日のドラフト会議で慶大・伊藤隼太外野手(4年=中京大中京)を1位指名することが20日、決定的となった。南信男球団社長(56)が「1度、見にいきたいと思っている。練習場も知っているしね」と、自ら視察を検討していることを明かした。多忙を極める球団社長がドラフト候補の視察を検討することは非常にまれ。野手の若返りをドラフト戦略として掲げ、伊藤を将来のクリーンアップを任せられる左の長距離砲として、マークを続けていた。けがなどのアクシデントがなければ、ドラフト会議直前に正式決定する。