<ロッテ5-5西武>◇24日◇QVCマリン
西武が執念で引き分けに持ち込んだ。1点リードの8回に逆転されても、ベンチにあきらめムードはない。4試合連続逆転で7連勝を積み上げた打線は、9回に2点差を追いついた。勝った3位オリックスとのゲーム差は3・5に広がったが、渡辺久信監督(46)は「3-2で逃げ切らなくちゃいけない試合だけど、粘り強く引き分けにできた」と、踏みとどまったことを評価した。
個性派集団が、つなぎの意識で粘りに粘った。1点を追う6回2死満塁で、一時逆転となる2点適時打を放った片岡は「打ちたい、打ちたいの気持ちを抑えてコンパクトに」とチーム打撃に徹し、振り回さず、右翼線に落とした。2点を追う9回には中島の適時打、浅村の犠飛で同点。なおも一打逆転の展開までもっていった。もう後がないチームの意地を爆発させた。
9回の反撃の起点となった栗山は「打線は最高にいい雰囲気。負けなくてよかったより、このまま明日にいける」と勢いづく。6年ぶり2ケタ勝利が目前だった先発西口だが「連勝の波はまだ止まってない」と力強く言った。まだ10連戦の2戦目。負けない西武が、小休止をはさんで再出発する。【柴田猛夫】




