また異色のテスト生だ。オリックスは8日、秋季キャンプで元マリナーズ傘下のノルベルト・スシーニ捕手(22)の入団テストを行うと発表した。11日から14日まで。まず、すしに似た名前でつかみはOK。おまけに外国人捕手というインパクトもある。

 岡田彰布監督(53)でさえ「おれも(外国人捕手は)初めてよ。映像見てへんし分からん」という謎の選手で、チーム内では「スシてどんなヤツなんや?」と早くも話題になっている。日本球界で外国人捕手は珍しく、最近ではロッテのディアズが知られる程度。スシーニは右投げ両打ちで内野も守るという触れ込みだ。バッテリーを組む際に投手とのコミュニケーションは大きな問題になる。こんな珍しいネタ?

 を岡田監督が見逃すはずがない。「そら英語でしゃべったら簡単やんか」。テストをクリアすれば、いっそのこと投手陣に英語力をつけさそうという腹づもりもあるようだ。

 今キャンプでは1年間リハビリしていた元メジャー右腕、白嗟承投手(31)をテスト中。右肘手術で劇的に回復し、こちらは合格が決定的となっている。そして“スシ捕手”と、隠し玉の助っ人を次々と発掘している。【押谷謙爾】

 ◆ノルベルト・スシーニ

 1989年1月24日、米国ニューヨーク出身。今季はマリナーズ傘下のルーキーリーグ「アリゾナリーグ・マリナーズ」で捕手16試合、指名打者で1試合出場。23打数6安打1打点、打率2割6分1厘だった。180センチ、88キロ。右投げ両打ち。