ディー・エヌ・エー(DeNA)が、球界参入に手応えを見せた。TBSホールディングス(HD)と横浜球団の譲渡で交渉合意した同社は10日、都内のホテルで日本野球機構(NPB)によるヒアリングに臨んだ。

 非公開で行われたヒアリングにはプロ野球の加藤良三コミッショナーと12球団代表者、伊藤修NPB選手会担当顧問、TBSHD、DeNA社から7人が出席し、約1時間半行われた。参入に慎重な意見を持っているとされる楽天井上智治オーナー代行(パ・リーグ理事長)は「現状で答えられる内容についてはお話ししていただいたと考えている」と話した。NPB下田事務局長も「ヒアリングの後、12球団にお聞きしたところ現段階では本日のヒアリングで十分だと言われた」と、追加質問がなかったことを明かした。今後はヒアリングの内容と、外部機関に依頼した財務調査の結果を合わせて、22日に臨時実行委員会を開く。中日佐藤球団代表は「そこで方向性が出ると思う」と語り、一定の方向性が固まる見通しを示した。12月1日に再び臨時実行委員会を開いて最終結論を出し、同日のオーナー会議に諮る。