中日の強力3助っ人がそろって残留することが19日、分かった。球団の提示を保留していたトニ・ブランコ内野手(31)は年俸170万ドル(約1億2750万円)プラス出来高で契約する方針。当初は他球団への移籍も辞さない姿勢だったが、球団側の熱心な慰留に心が傾いた模様だ。

 今季開幕投手を務めたマキシモ・ネルソン投手(29)も今季年俸50万ドル(約3750万円)から大幅アップの130万ドル(約9750万円)で契約する方針。10勝14敗と黒星が上回ったが球団首脳は先発ローテの柱として200イニング以上に登板した点を評価した。

 また、テスト生から入団し、夏場の先発転向から5連勝したエンジェルベルト・ソト投手(29)に至っては年俸7万ドル(約525万円)から10倍近いアップとなる65万ドル(約4875万円)で契約の方針だ。