ソフトバンクの主将小久保裕紀内野手(40)が6日、福岡県内の宗像市立東郷小学校で夢の課外授業を行い、素手でのトイレ掃除秘話を明かした。小学生を前に、自身の経験を通じ、夢を持つこと、身近な目標を立てる大切さ、挫折してもそれまでに至る過程の大事さなどを語った。質問コーナーで「大切にしている時間は?」と問われ「トイレの神様がいる。自分の家のトイレを掃除するのですが、僕は素手で磨く。ザラザラ感や、ヌメヌメ感を落とすのは、心を洗う作業のようなもの。あと読書の時間も大事」と返答した。
小久保がトイレを素手で掃除するきっかけになったのは、イエローハット創業者である鍵山秀三郎さんの著書に共感したこと。菌が入らないように手は皮膚保護用クリームをつけてコーティングしているが、初めて行った5月3日の楽天戦では1試合4安打したエピソードも披露した。
この日で首の手術前のイベントは終了。近日中にプロ入り後8カ所目の手術を受ける。「開幕を万全で迎える。(残り38安打の通算2000安打も)間違いなく達成する」。快挙のかかったシーズンへ、素手トイレ掃除も継続しつつ、万全の態勢を整える。【松井周治】



