俺は不死身だ!
ソフトバンク小久保裕紀内野手(40)が17日、完全復活を宣言した。福岡市内のホテルで公式ファンサイト主催のパーティーに出席。今月上旬に首痛を治す手術を受けたばかりだが、来年1月には本格練習を再開する方向。通算2000安打へ残り38安打のスラッガーが、万全の状態で来季を迎える。
5度目の全身麻酔、8カ所目の手術を乗り越えた小久保が、完全復活した姿で登場した。顔をしかめることなく首をグルリと回した。首痛に悩んだ1年半、就寝時は、寝返りを打てず、首を右に少し傾けることしかできなかった。今月上旬に内視鏡手術を受け、左第5、6頸椎(けいつい)間の骨を削った。骨が神経を圧迫していたためだった。
小久保
まだ野球やらせてもらっていいですか?
痛くなる前よりも、よくなっている。不死身やなあ。
冗談交じりの言葉も、体調のよさの裏返し。医師には10人に1人の割合で、手術後両手にしびれが残ると言われた。それでも、メスを入れた。
小久保
しびれがあっても、首の痛みよりはいい。大元の痛みがあったら何もできん。
両手にしびれは感じなかった。すでにストレッチは再開。来年1月4日に米アリゾナへ出発し、自主トレに励む。当初はリハビリ中心のメニューも覚悟した。だがバットも持参する同時期、スイングすることに支障がないことも明言した。
小久保
週3日はリハビリメニューも予定されているけど、内視鏡やから筋肉へのダメージもない。そんなにリハビリもいらない。
手術後では初行事だったKプロジェクト主催パーティーでも、体調万全をアピール。今年は手術直後を考慮し、恒例だった「白い恋人達」の熱唱を企画から外していた。だが、影響がないため急きょ、大好きな桑田佳祐の歌を今年も披露し、拍手を浴びた。
小久保
来年は追われる立場。1からチームを作って、日本一、連覇を目指して頑張りたい。
来季は38安打で通算2000安打にも到達する。たくましさを取り戻した小久保が、自身の快挙を、2年連続日本一で祝う。【松井周治】



