超攻撃的1番だ!
ソフトバンク松田宣浩内野手(28)が22日、福岡・八女郡でのイベントに参加し、1番打者に意欲を見せた。今季はチーム最多の25本塁打をマーク。中軸での起用が濃厚だが「本多と勝負ですね」と色気たっぷり。トリプル3(打率3割、30本、30盗塁)を目標に掲げるタカの主砲が1番を打てば、打線の厚みがグッと増す。
走れるホームラン打者。松田のこだわりでもある。首脳陣は主軸での起用を基本としているが、本人は核弾頭の役割にも色気を見せた。
「打順にこだわりはないが、1番を打ってみたいというのはある。超攻撃的な1番。多分、本多でしょう。でも、自分が本多に挑戦しますよ」
今季は川崎が全試合1番を務めた。その穴を埋める争いはもう始まっている。2年連続盗塁王に輝いた本多が有力候補。長谷川も候補に挙がるが、松田も虎視眈々(たんたん)とその座を狙う。今季はシーズン終盤に4番を打ったが、特にはこだわりはない。メジャー84発の新外国人ペーニャの加入が決定。かつて本塁打王を獲得した小久保、カブレラ、松中と4番候補は多くいる。松田を1番に据えれば、夢の超重量打線が完成する。
「自分はトリプル3というのにこだわりがある。監督も現役時代に達成し、1番を打っていたこともある。自分はああいう1番になりたいと思う」
理想の1番打者は秋山幸二監督(49)の現役時代。秋山監督は西武からダイエーへ移籍した当初は4番を務めたが、小久保、松中らが成長してからは1番打者を務めた。長打力のある1番として投手に脅威を与えた。
「1番では本塁打も打っているし、いいイメージはある。来年も日本一になるためには何でもやる」
今季27盗塁をマークし俊足が売りのホームラン打者。過去には1番で9試合に出場し2本塁打をマークする。うち09年の1本は日本ハム八木からの先頭打者弾だった。打って、走れる「秋山型」の1番へ-。松田が新たな野望を抱いた。【奈島宏樹】



