昨季最多勝の中日吉見一起投手(27)が2日、実家のある大阪府内で始動した。初詣に訪れた箕面市の勝尾寺で引いたおみくじは人生初めての凶。「勝運の寺」で何とも不吉だが、吉兆と受け止めていた。「一昨年が中吉、去年が小吉と毎年(運気が)下がってきていたんです」。中吉から小吉に落ちた昨年は、最多勝など3冠を獲得。小吉から凶に落ちた今季は、さらにいいことがあると「プラスに考えています。優先順位が高いのは3連覇。次に(5年連続の)2桁勝利。(20勝も)不可能ではないと感じています」と意欲的。凶からのハッピーイヤーを誓った。