伝統の緑で連続日本一だ!

 ソフトバンクは2日、恒例イベント「鷹の祭典

 2012」の専用ユニホームを発表した。スローガンの「VV(ブイブイ)」にちなんで「VVグリーン」と名付けられた緑を基調としたデザイン。オールドファンには懐かしい南海時代の伝統カラーで、南海で果たせなかった連続日本一達成を目指す。

 今年の「戦闘服カラー」は伝統の色、グリーンに決定した。鮮やかな緑色のユニホームに身を包んだ選手会長の本多雄一内野手(27)は決意を新たにした。

 「昔の南海ホークスのユニホームを思い出します。このユニホームに恥をかかせないよう頑張っていきたい」

 毎年7月に開催される「鷹の祭典」では選手とファンが同じユニホームを着て選手とスタンドに一体感が生まれる。専用ユニホームはCSや日本シリーズでもファンが着用してスタンドを埋め尽くし、勝利を後押しする重要なアイテムになっている。一昨年の「カチドキレッド(赤)」、昨年の「チャンピオンブルー(水色)」と続き、今年は選手はもちろん、スタンドのファン、フィールドの人工芝と福岡ヤフードーム内を緑一色に埋め尽くし、対戦チームを圧倒する。

 南海時代を知るオールドファンにとって緑は懐かしい伝統の色だ。南海はリーグ優勝を12度成し遂げ、59年、64年と2度の日本一を果たすなど一時代を築いた。08年には球団創設70周年事業として6月の阪神との交流戦(甲子園)で南海の復刻ユニホームを作成。復刻版を着てプレーした本多は「あのとき復刻のユニホームを着たので、このユニホームを見てすぐに南海のイメージが浮かびました」。新加入した帆足は昨年は対戦チームとして鷹の祭典で登板した。「素晴らしい祭典なので、みんなとプレーできてうれしい。2年連続日本一に貢献できるよう力を尽したい」と意気込んだ。

 南海は連続日本一に挑んだ65年、日本シリーズに進出しながら巨人に敗れた。再び訪れた、チャンス。伝統のグリーンに後押しされ、球団初の偉業達成に挑む。【前田泰子】

 ◆鷹の祭典ユニホーム

 05年から開始し、来場者全員にレプリカユニホームが配布されるイベント。05年はビジター用の黒で、06年は黄色を基調に、袖は外側が黒地で白い2本線が入った。07年は黄色とグレーを基調とし、08年は本拠地用のレボリューションイエローとホワイトを反転。テーマカラーの設定が始まった09年は「玄界灘ブルー」、10年は「カチドキレッド」、11年はパ・リーグのチャンピオンフラッグをイメージした「チャンピオンブルー」と、いずれも球団公式応援歌「いざゆけ若鷹軍団」の歌詞と関連づけられた。