セ・リーグが予告先発制導入を検討していることを受けて、日刊スポーツでは1日から4日にかけてニッカン・コムで緊急アンケートを行った。1859件の回答があった。

 賛成は573票で全体の約3割。反対は1237票で、約67%に及んだ。賛成理由で最も多かったのが「観戦(テレビを含めて)の予定が立てやすい」で、「野手も含めて、好きな選手の出場予定がわかりやすい」を合わせると、全体の半数以上に及んだ。一方、反対理由は「駆け引きや心理戦の楽しみが薄れる」が最多で、「逆に観戦意欲が薄れることも」を挙げた人が4分の1ほどいた。「セはパのまねをすべきではない」という意見も220票ほどあった。

 回答者は中日ファンが最も多く、パ球団、阪神、巨人の順だった。

 1日のセ理事会では、阪神以外の5球団が導入に前向きな姿勢をみせたものの全会一致の賛同は得られなかった。ただ、阪神も強硬に反対しているわけではなく、8日に行われる臨時理事会で再度検討される。

 ※アンケートにご協力いただいた方、ありがとうございました。